古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

2012年11月24日土曜日

感謝!お陰さまで10万アクセス+1万アクセス達成!

お陰様をもちまして、昨晩寝ている間に『吊り掛け電車をもとめて』は10万アクセスを達成いたしました!
また、同時に兄弟ブログ『古い建物と街並みをもとめて 』(こちら⇒建物ブログ  )も1万アクセスも達成いたしました!

これはひとえに皆様がヘタクソ写真ブログにおつきあいいただいているおかげ様でございます!

ありがとうございます!

そして、

これからもよろしくお願いいたします!

クハ10 90.9.9 村松
10万アクセス特別企画は一部の方には既にネタバレしている『10』に因んだ車輌特集にしました。
先ずは私鉄電車北から順に行きます。


クハ10 90.9.9 村松
トップバッターは蒲原鉄道クハ10。
国鉄気動車改造の有名な制御車です。
幾度かの改造でかなり電車っぽくなっていますが、台車は気動車の時代のままです。

モハ10 80.11.16 鮎川
日立電鉄モハ9形モハ10。
昭和18年の数少ない自社発注車です。
熊本電鉄モハ100とは瓜二つの電車。

モハ10 80.11.16 鮎川
モハ10、パンタ無し側です。
非貫通で表情が異なります。

デハ10 80.11.30 根小屋ー南高崎
前回アップした上信電鉄には二両ありました。
こちらは車体延長改造をされたデハ10。

クハニ10 80.11.30 高崎
上信電鉄クハニ10。
上信電鉄訪問記はこちらから(⇒上信電鉄訪問   )。

10-010 94.3.4 東大島
吊り掛け電車じゃないですけど・・・
都営地下鉄10-000形試作車。
量産車とはスタイルが異なります。
製造時は1067mm軌間の台車を履いてデビューしています。

モユニ10 81.9.2 彦根
近江鉄道モユニ10。
元西武鉄道の電車です。
地方私鉄のモユニは珍しい存在でした。

モユニ10 81.9.2 米原ー鳥居本
同じく近江鉄道のモユニ10形。
通常列車に併結されてやってきました。

モハ10007 67.10.14 登戸
(c)鈴木康友氏撮影
次は国電から。
国電の10の形式は1形式のみ、モハ10形式です。
こちらは鋼製国電の元祖、30系電車の中間電動車改造車で、その古さと17M中間車という性格から早めの淘汰対象となり、改造後のクモヤ22以外は私は見れませんでした。
今回は特別に知人の撮影画像を複写しました。

オロネフ10 1 77.7.16 広島運転所
次は客車から。
先ずは国鉄のオロネフ10形。
20系客車ど同じ断面の客車が夜行列車編成に組み込まれている姿が印象的でした。

オロネ10 501 82.3.11 札幌
オロネ10形からは北海道仕様の500番代車。
急行まりもに組み込まれたオロネ10501。

ナハ10 2033 80.3.9 福井
軽量客車ナハ10系からは代表してナハ10形。
実際に乗ってみるとスハ43系以上に窓サッシからの隙間風が多く、乗り心地も今一つで、ウイングバネ台車のスハ43の方が乗り心地的には好きでした。
というわけで、10系客車を私は避けるようになりました。
オユ10 2020 80.7.26 尾久客車区
郵便車オユ10形。

オユ10 2562 80.7.28 尾久客車区
同じオユ10形ながら冷房付きのオユ102562。


私鉄の客車にも「10」がありました。
オハフ10 87.5.4 東八幡平
私鉄の客車、北の一両は廃車体です。
松尾鉱業鉄道の終点東八幡平の構内には廃止後も長らく同鉄道で活躍していた客車達が残っていました。

オハフ10 87.5.4 東八幡平
松尾鉱業鉄道オハフ10とその構内。
オハフ10形は国鉄オハ35系とよく似た車体構造ながら譲渡車ではないオリジナル客車となっていました。
東八幡平の構内は荒涼とした風景が広がっていました。

ハ10 81.12.29 加悦
加悦鉄道ハ10。
木造ダブルルーフのボギー客車の現存車は二軸車以上に希少です。
キハ10 18 81.12.29 加悦
次は気動車から。
国鉄キハ10を譲り受けた加悦鉄道キハ10。
ほぼ国鉄時代のままの姿で廃止まで活躍していました。


EB10 1 95.5.28 府中市交通公園
国鉄EB10。
昭和2年に2両製造された国鉄唯一の蓄電池機関車AB10形を改造、王子付近の貨物線で活躍していた機関車です。
府中市内の交通公園に保存されていました。

EF10 11 76.10.31 富士電車区
国鉄EF10、初期型。
EF53に準じたリベット組立の角形車体です。
最後の活躍場所は飯田線に集約されていました。


EF10 20 76.5.5 豊橋機関区
国鉄EF10中期型。
EF11のラストナンバーで採用された丸みの強い車体と一体鋳鋼台車HT57が特徴的な機関車でした。
ステンレス外板に張り替えられた仲間もいました。
左側には後期型が並んでいます。
スタイルの違いが良くわかります。

EF10 32 76.5.5 豊橋機関区
国鉄EF10後期型。
EF56後期車と同じくのっぺりとした角形車体に変更されました。
32号機は台車は中期型と同じ一体鋳鋼台車HT57を履いていました。

EH10 21 77.6.5 金谷ー島田
国鉄EH10。
国鉄最大の電気機関車で類例の少ないニコイチ機関車で尚且つ真っ黒と、なかなかユニークな存在ですが当然ながら吊り掛け駆動の電気機関車です。
この機関車が東海道線を夜中突っ走る姿は少年時代に何故か怖さを感じさせました。

この他にC10とかE10とかDE10などもありますが、こちらは本ブログ主業務範囲外なので、これにて終了といたします。

今後共、弊ブログにお付き合いのほど、よろしくお願いします。

8 件のコメント:

maru-ha さんのコメント...

おめでとうございます。
「10」って形式名って以外と少ないですよね。日立、上信までは思い浮かべたけど、私鉄電車は2ケタの形式自体が少ないですから。
画面スクロールして、EF10はでてくると思いました(想定内ってやつ;茶色で武骨なデッキ付なのでChitetsuさんが撮っていないとは思えない)が、EH10が出てきたときはビックリ。こんなも撮っていたいたとは。。
これからも懐かしい写真期待してます。

chitetsu さんのコメント...

maru-haどの
ありがとうございます。
『10』という形式、もしくは番号、意外と少ないんです。自分でも思い浮かべてもあまり出てきませんでした。
苦肉の策で客車と電気機関車に登場願いました。
今後共よろしくお願いします。

元・いきもの部長 さんのコメント...

10万アクセスおめでとうございます。
数少ない中よくここまで形式『10』を揃えたものだと、感心しました。
いろいろと思い出多い車両たちですが、いちばんは現役最末期に田端機関区で見たEB10です。
小中学生だった当時、貨物線に出かけることなど考えもしませんでした。
一度見ておきたかった。何とも悔やまれます。

イヌ10000000000000000000000 さんのコメント...

うひゃっひゃああ~!
コレは笑いがとまりません!
ここまで貴重な10の写真を揃えられたら、ぼくの模型を並べたのが完全にプーになってしまいました(爆)。
とにもかくにも重ねて、10万アクセスおめでとうございます!
「10」は少ないって・・・
20万の時はどうなるのか、楽しみにしております!

穴熊 さんのコメント...

おめでとうございます。

記念の画像が素晴らしいです。

chitetsu さんのコメント...

元・いきもの部長さん
ありがとうございます。
EB10の現役時代をお知りですか。
私は模型雑誌で見てこんな小さな機関車が国鉄にもあることにびっくりしていましたが、意外と近くを走っていたのは知りませんでした。

chitetsu さんのコメント...

イヌ10000000000000000000000さん
手口をパクらせていただきました(^O^)。
でも、意外と10、100、1000ぴったりの車号をもつものはそんなに多くないのですね。
『20』ですか・・・
いつのことになるやら・・・
今からゆっくり考えますか。

chitetsu さんのコメント...

穴熊さん
ありがとうございます。
楽しんでいただけたら嬉しいです。