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2012年4月3日火曜日

模型の世界に生きる宇野・赤穂線電車

宇野、赤穂線及び山陽線岡山近郊を走るローカル電車は80系と混用されつつも、永らく関西国電が転属してきた戦前型の旧型国電で運用されていました。
その為、結局この目で見れなかった京阪神緩行線の往年の雰囲気をここ岡山では味わえたわけです。
80系電車との離合。毎日のように見られた光景
岡山地区のローカル電車は全てチョコレート色の電車でした。また、一部列車は80系も運用に入っており、運用を知らないとスカを食う可能性がありました。
写真のような離合風景があちらこちらで展開していました。 
クモハユニ64000 07.5完成
クモハユニ64000 増設運転台側
ほとんど顔を出したことがない側。
一形式一両のクモハユニ64は戦前型旧型l国電の掉尾を飾る車両です。
三両製造された仲間のうち、本来の電動車で竣工したこの車両はその後数奇な運命を過ごすことになります。
当初横須賀線のモハユニ44の増備車としてモハユニ61として製造された後の遍歴は、岡山配属前は大糸線、身延線、再び大糸線、と動き、岡山地区新性能化後は静岡で入場車の牽引車、そして最後はご存知飯田線に旅客車として奇跡の復活をする等、岡山配属当時は知る由もありませんでした。
車内外も改造が繰り返され、両運転台化、増設側の非貫通→貫通化、ちょっとだけのロングシートでの竣功→セミクロス化→再びロンシート化と猫の目のようにいじられています。
生涯の最後に仲間三両が再び飯田線に揃ったのも何かの縁でしょう。


クモハ51043 07.5完成
オーソドックスなクモハ51です。
Hゴム窓に関西型通風器、二桁運行窓などに、関西型らしい特徴を出してみました。
PS11が似合います。
クモハ51083 07.5完成
モハ40の片運改造、セミクロス改造を重ねたクモハ51。
本来のクモハ51は半流、側面窓がドア間6枚ですが、こちらは平妻、側面窓5枚と、外観はかなり異なります。
固定窓がことごとくHゴムに改造されている、いかにもの電車です。
好き嫌いは分かれそうな電車ですが、私は好きな電車です。
サハ48027 07.5完成
スカ線から流れてきた、サハ48。
薄暗くなった岡山の駅で見たサハ48をどうしても手元に置きたくなって編成に組み込みました。

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